ログハウスの工法
●丸太組み工法
ログに欠き込みを入れて交差させながら積み上げて壁面を構成する工法です。
欠き込みはノッチと呼ばれ、様々な形状(サドルノッチ、ウェッジノッチ、ラウンドノッチなど)があります。
横に積んだ木材が乾燥と荷重によって数年かかって縮み下がる「セトルダウン(またはセトリング)」と呼ばれる現象が伴うので、窓、ドアなどの建具を予め将来起こるべきセトリング幅を見越して寸足らずに作っておく必要があります。
この場合 上部の隙間はトリムボードと呼ばれる装飾を兼ねる板材をあてがって隠しておきます。
また、階段にもセトリングに対応できるようにしておかなければなりません。
太い丸太の皮を手で剥き、チェーンソーを使ってカットした手作り感覚のログハウスを"ハンドカット・ログハウス"(またはハンドヒューン)、機械加工で均一な大きさにカットした丸太またはを使ったログハウスを"マシンカット・ログハウス"と呼ばれています。
マシンカット・ログハウスには丸太のみならず長方形の角材を使用したものも多く、一般に角ログなどと呼ばれログハウスとして扱われています。
マシンカットログハウスはフィンランドが発祥の地といわれており、北欧ではごく一般的に見られ、カラフルに塗色されることが多いようです。
見た目がすっきりしており、設計自由度も高く家具の納まりが良い、単価が安いなどのメリットがあり、現在日本でも最も多く普及しています。
●ポスト&ビーム工法
柱や梁に丸太を使った木造軸組構法、いわゆる在来工法です。
壁には内外装ともに漆喰、モルタル、板などが主に使われています。
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- 太い丸太の皮を手で剥き、チェーンソーを使ってカットした手作り感覚のログハウスを"ハンドカット・ログハウス"(またはハンドヒューン)、機械加工で均一な大きさにカットした丸太またはを使ったログハウスを"マシンカット・ログハウス"と呼ばれています。
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